
こんにちは。
「留学・ワーホリ太り日本代表」
おはなです。
海外で生活をすると、痩せる人と太る人がいます。
私はもちろん(?)後者です。
海外へ渡航する前から「向こうでの食事には気を付けろ。」とは散々言われていて、当時付き合っていた彼氏からも太らないようにと念押しでダイエット用のプロテイン1kgを持たされていました。(やさしい)(でも太る)

あれだけ注意していたのに22kgも太っちゃった。なんで海外に行くとみんな太っちゃうんだろう?
今回は主に3つの理由を紹介します。
①ライフスタイルの変化
②マインドセットの変化
③ストレスやプレッシャー
食生活はもちろんですが、欧米と日本には美の概念や価値観にかなりのギャップがあり、こういった精神的な側面が大きな要因だと考えます。
この記事を読むことで留学・ワーホリで太ることはないでしょう!
それでは1つずつ解説していきます。
Let’s get started!!
ライフスタイルの変化
食生活・食文化
◆砂糖の量が異常
人生で経験したことのないような想像を超える甘さと何度も対峙します。
カナダの国民的コーヒー&ドーナツショップTim Hortonsではホットコーヒーを頼む時、みんな口々に「ダボー・ダボー(double double)」という呪文を唱えます。
これは(砂糖2・クリーム2)を意味し、とんでもなく甘いです。
しかし人間の環境適応能力は凄いもので、私の味覚もあっという間に慣れて(とち狂って)しまうのです。
最初のうちはこの呪文を唱えることで小慣れ感が出てカナディアンの仲間入りしたような気持ちになるので、得意げに唱えまくっていた。(かわいい)
元々甘すぎる食べ物は得意でなく、幼い頃はアンコも食べられなかった私ですが、
和菓子の甘さなんてヘルシーな甘さだと思うまでに麻痺し、砂糖に取り憑かれていきます。
>>恐怖の砂糖依存との仁義なき戦い・克服についてはこちら↓
◆なんでも1packの量が多い
お菓子などは日本のように個包装があまり無いので食べる手が止まらなくなります。
バルク買いをしても、全てを食べきる前に消費期限が迫るので急いで食べないといけません。
◆外食は高いので自炊をする
食べ物が口に合わなくて痩せる人がいる一方で、ジャンキーな食べ物で太る人がいます。
しかし私はそのどちらでもありません。
自炊で太りました。
料理ができる人は自炊をすることで節約ができ、食べたい物は何でも自分で作れちゃうので一石二鳥なんです。
…しかし食べ過ぎても自分を止めてくれる人は誰もいません。
更には自炊が面倒になり、最後の方はインスタント麺ばかり食べていました。
◆ストレスによる過食
外食時は味で満足できない分、たくさん食べて満腹になることで心を満たしていました。
自覚はなかったのですが、今思うと食べることでストレスを発散していたと思います。
◆ホームステイ先のご飯
ホームステイ先では不味い 口に合わない飯を沢山出されても気を遣って完食していましたが、耐え切れなくなった終盤は冷蔵庫にあるもので自炊をしていました。(失礼)
飲みニケーション《食欲増進》
◆酒に罪はない。どう飲むかが重要。
お酒は人と打ち解けるのに最良の手段の一つです。
交友関係も広がり、英語でのコミュ力も上がったと実感しています。
問題は、お酒そのものではなく、一緒に食べるバケモン級にカロリーの高いつまみ達をバケモン級に爆食いしてしまうことです。
お酒のせいで食欲増進しているのでついつい食べ過ぎていました。
…食欲増進と言えば、マンチーで激太りしたという人も沢山いました。笑
風呂が無い
ただでさえ気温が低いカナダの冬に湯船で温まれないのは末端冷え性の私にとって致命的でした。
シャワーを浴びるだけでは風呂上がりにむしろ身体が冷えてしまい、代謝がもっと悪くなって常に身体が浮腫んでいました。
日本にいる時は毎日湯船に浸かっていたので、例え暖かいオーストラリアでもシャワーだけでは物足りませんでした。
マインドセットの変化
美の概念

日本(および東アジア諸国)と欧米諸国の美の概念はかなり違うと体感しました。
日本では痩せている人まで「痩せたい痩せたい」と言っていますよね。
そして現にそれが求められている社会だと思います。
上のイラストのような言葉を間に受け、何も気にする必要のない容姿におけるストレスフリー生活が快適になっていきます。
そして私の中のリミッターが外れ、あれよあれよと22kg増量…
その後結局、太っていても痩せていても、筋肉モリモリでもカリカリでも、自信が溢れて堂々としていている人は格好良くて魅力的だということに気づきました。にしても私は太りすぎた
この〝美〟に対する考え方は今でも変わりませんが、何事にも限度があるとは学習しました。
流石に。笑
バランスが大切ですね。
体型についての価値観の違い
◆「痩せてるね」は褒め言葉じゃない??

痩せていると(と言っても日本での標準体型)、「ちゃんと食べているのか?」「眠れているか?」と言われることが多々ありました。
また、生まれてから一度もお金や食べるものに苦労したことがなかった私にとって、友人Sarahの考え方は新鮮でした。
イラストの通り、太っていることが一種のステータスと考える人がいたのです。
その後もこのように語る人とはたくさん出会いました。
「ものは考えようだなぁ」と思い始め、ちょっと太ったくらい気にしなくなるどころか、肉付きが良くなってから褒められることが増えたので自己肯定感が上がり、満足している自分がいました。
〇〇であるべきの呪縛からの解放
日本では「〇〇であるべき」というステレオタイプの考え方がまだまだ根強いと思います。
しかし、誰かが作った理想に執着せず、そんな縛りから脱却すると、プレッシャーもストレスもなくなって、生き生きしてきます。
誰かの主観でなく自分の主観を大切に、shouldではなくwantで生きる喜びを知ったことで、私はますます外見・体格を気にしなくなっていました。
自分らしくいられるのは素晴らしいこと。
この考え方は痩せた今でも変わらず根付いています。
しかし気をつけないで度を超すと私のように激太りします。笑
ストレスとプレッシャー
海外でのライフスタイルの変化により、あらゆる場面で無意識にストレスを感じていたことに気づきました。
そして日本の美の概念や価値観から脱却したマインドセットの変化により、ストレスやプレッシャーから解放されました。
じゃあどうすればいいのよ《対策》
自炊はルーミーとシェアしよう
自炊で作りすぎてしまったときは無理して一人で食べ切ろうとせず、シェアメイトと一緒に食べましょう。
あまり話したことのないシェアメイトにも勇気を出して

作りすぎちゃったんだけど、一緒に食べない?
と話しかけてみると、見たことのない明るい笑顔を見せてくれるかもしれません。
それをきっかけに定期的に料理をして同じ釜の飯を食うようになると、
・食べ過ぎ防止→フードロスが減る
・食費が浮いて節約できる
・食事中にその日の出来事などを話すことで仲が深まる/英会話⤴︎
・毎日に新しい発見・学びが生まれる
・内向的な人も外向的になる(かも)
・異国の家庭料理が楽しめ、異文化交流・理解のきっかけになる
良いこと尽くしですね。
外との関わりを持つこと、人脈を広げることは海外で生活する上でとても大切です。
健康・時間の自己管理
ストレスを溜めないためにも、睡眠時間や運動・リフレッシュする時間を確保することは非常に大切です。
期限が決まっている海外での貴重な滞在時間を有意義かつ効率的に使うには
- 栄養バランスの良い食事
- 良質な睡眠
- 適度な運動
この3つさえ維持すれば健康的で生産的な生活を送ることができます。
私はできませんでしたが…
皆さんは頑張って…
さいごに
人によって留学・ワーホリの目的は異なりますが、食事や体型ばかりを気にして本来やりたかったことに打ち込めずに心から楽しめないのは勿体ない上に本末転倒です。
ですが、太る原因はもうここでインプットしてあるので、ちょっとだけ意識をして対策してみると良いかと思います。
小さな意識の継続が、きっと大きな違いを生むはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!